あたしと3人の王子様*




「花さ、花の父さんに殴られたりしても...大丈夫って言って笑ってて、辛い顔1つ見せなかったんだ」




3才の女の子にそんな強いことできるのか....?




「花がヘラヘラ笑ってるからさ、花の父さんもイライラしてさ......」




あ......だからか...




「だから花ちゃんは、俺が頭を撫でようとした時ビクついてたのか」




俺の行動って、軽いもんだったなぁ~




「あーゆうことさ、俺らあんまりできないからさ...むしろヒロには感謝してんだ」

「え、じゃあこれからもいいってこと?」

「おう、むしろ大歓迎」




花ちゃんのために、男に慣れさせるのも大切なんだとか...














「なんかしんみりしちゃったなぁ~」




1番しんみりしていたはずの遥斗がいつの間にかケラケラ笑ってた