あたしと3人の王子様*






見た目がガラ悪そうな割に

みんなフレンドリーで

俺はすぐに打ち解けられた




案外、居心地いいかもな




1時間目の前の休み時間

突然俺のケータイが鳴った




メールだ

相手は祥太




なんだよもう!

また会いに来いとかそんな類だろ!




でも、祥太はいつも俺の期待を裏切ってくれるんだ









送られてきたのは1枚の写メ

文章は何もない

祥太らしいっちゃらしい




は〜、やめろよ

こーゆうの送ってくるの…




「あれ?やっぱヒロって彼女いんの?かわいいな…」




大晴が勝手に俺のケータイを覗きてきた




「え!そうなの?」




未奈や、周りの女子が便乗してきて

さらにうるさくなる




「違うって、」




祥太から送られてきたのは

朝、家から出てきた花ちゃんの姿




これはなんだよ

俺への当てつけか?




もう俺の中ではちゃんと決めてるんだよ

会いに行くって




「なぁ、この子紹介してよ」




目をキラキラ輝かせながら言ってくる大晴

コイツ…もしや面食いだな?




「ダメ」

「なんだよ〜、好きなんだな」

「それは内緒」




初対面のやつにここまでぶっちゃける俺じゃない




「女子のみなさーん。悲報でーす!ヒロには好きな子がいまーす!かわいいでーす!」




あ、なんとなく思ってたけど

大晴って遥斗に似てるかも…