あたしと3人の王子様*






「あっちのほうから来ました〜、相川弘です。得意科目はサボりです。」





転校初日の今日は定番の自己紹介




こういうのは適当が一番である。

親が転勤族の子供は語る




「得意科目がサボりってお前なぁ〜…」




明らかに体育であろう担任に呆れられた




「他になんか質問したいやついるかー?」




おぉ、ここはそーゆう制度なんだな

めんどくせー




「はいはーい!」




ムードメーカーであろう男子生徒A




「なんでこんな時期に転校してきたわけ?」

「家庭の事情かな」




こいつはそれ以外のどんな答えを期待して質問してきたんだろう…




「今、彼女いますかー?」




あー、こいつ絶対自分のことかわいいとか思っちゃってるかわいそうな奴だって

見ただけで判断できる女子生徒A




「いないけど?」

「じゃあ私みたいなのはどおー?」




生徒の外見からして思ったけど

この学校かなりバカだな…

髪がカラフル




「しらね。」

「キャーっ」

「照れてるのー?」




うるさい…

こんなの、数が月前の俺ならなんとも思わなかったかも




「てかもう終わりでいっしょ?」

「おー、じゃあ席あそこな」




そうして指示された席は

男子生徒Aと女子生徒Aの間という…

なんという偶然…