そんなとき、屋上に行くための階段を上がる音がした 誰かきた!? あたしは咄嗟に、物陰に隠れた 「ヒロ~、起きてよぉ」 耳障りな甘ったるい声 彼女…? あんなにあたしを好きなようなこと言って すぐに彼女ができちゃうんだ? …なにこれ、ただの嫉妬 あたしは勘違いをしてたのかもしれない ヒロくんの特別だって… 「うるせぇ、どっか行けよ」 久しぶりに聞いた声に、 なんだか胸の奥がキューッとなった