突然、男の子が手をあたしの方に伸ばしてきた
きゃっ!
「かわいー…」
そういうと、男の子はあたしの頭を撫でてきた
な、なんだ…撫でられただけか…
こういうのってあんまり慣れてないから照れるな~
「おい、やめろって。触んな」
祥太がヒロくんの手を退いてくれた
ヒロくんは拗ねたみたいに頬をプクっとふくらませている
「なにそれ~?
やっぱり、祥太のカノジョ?」
「ちげーよ。こいつは......説明ダルい」
「あ!花、そろそろチャイム鳴るし戻ろ!!」
「うん!じゃあ、祥太とヒロくんまたね!!」
「いつでも来てねー♪ばいばーい!」
そうしてあたしたちは自分の教室に戻った

