あたしと3人の王子様*




突然、男の子が手をあたしの方に伸ばしてきた




きゃっ!




「かわいー…」




そういうと、男の子はあたしの頭を撫でてきた




な、なんだ…撫でられただけか…




こういうのってあんまり慣れてないから照れるな~




「おい、やめろって。触んな」




祥太がヒロくんの手を退いてくれた




ヒロくんは拗ねたみたいに頬をプクっとふくらませている




「なにそれ~?

やっぱり、祥太のカノジョ?」

「ちげーよ。こいつは......説明ダルい」















「あ!花、そろそろチャイム鳴るし戻ろ!!」

「うん!じゃあ、祥太とヒロくんまたね!!」

「いつでも来てねー♪ばいばーい!」




そうしてあたしたちは自分の教室に戻った