あたしと3人の王子様*




「あれ?祥太、戻ってきたの?」




その男の子が祥太に話しかけた




透き通ったキレイな声だった......




「まーな.....」

「えぇ!キミ、祥太のトモダチなの!?
 
 こんな無愛想なやつにこんなイケメンのトモダチだなんて!」

「え!愛花ちゃんと祥太ってトモダチなの!?

 へぇ~、意外だったな~」




なんだか、愛花とその男の子って




ちょっと似てるかも......




「こんなカワイイ女の子がいるんだったら、紹介してくてもいいじゃんかー!」

「だって、こいつ......うるさいし

つーか、トモダチじゃねーし」

「そんなの関係なーい!......って、

 そっちの女の子って、祥太のカノジョ?」




男の子の視線が祥太から




横にいたあたしに移った