「ちょ、ヒロくん何してるの!?」
あたしはバッとヒロくんから離れる
「何って…チューだけど?」
いやいや!
ここ廊下ですけど!?
「誰かに見られてたらどーするの!?」
「大丈夫だって、もう昼休み終わるからみんな教室行ってる」
辺りを見渡すと、確かに人が少なかった
「それに俺ら、秘密の関係だろ?忘れた?」
そうだ、ヒロくんが学校でこーゆうことしてくるかもって警戒するのを忘れてた
「でもヒロくんのおかげで少し元気になれたかも!ありがとう」
「なにその笑顔…不意打ちなんだけど」
「え?」
「なんでもない」
よく聞き取れなかったけどまぁいっか!
あたしたちはそれぞれのクラスに戻った

