「ありがとうございます」 「桃天おいしいよねー♪あたしも好きなんだ~」 夏帆先輩ってすごくフレンドリーな人だな 「それじゃあ、今度は気をつけてね♪」 「あ、はい!」 明るいし、イイ人だな~ 非の打ち所がないっていうか…今のところ完璧な人だな 夏帆先輩が本当にイイ人だと知ったあたしは廊下をトボトボ歩いていた 「はーなちゃん!」 後ろからヒロくんに肩を叩かれた 廊下に出たらやたら人に会うな~ 「あれ?元気ない?」 ヒロくんは心配してあたしの顔を覗き込む