颯ちゃんたちが、あたしたちがさっきいた道を通った時 涙でボヤけて顔がはっきり見えなかったけど、2人がイイ雰囲気なのは感じとれた 「花ちゃん、大丈夫?」 「あ……大丈夫っ」 ヒロくんは疑わしい目であたしを見てきたけど、あえて何も言ってこなかった あたしが大丈夫じゃないってわかってるからだよね…… そんな時、――― ちろりろり~ん♪ 愛花からの電話だった ヒロくんを見ると、ばいばいと手を振って、もう歩き出していた あたしはヒロくんに手を振り返して、愛花からの電話にでた