目を覚ますと…







アキラは、ベットに頭を抱えるようにして座ってた…私に背中を向けて






「ア….キラ?」






寝起きなので、上手く声がでない







アキラは、返事をせず…少しこちらに向いた…






「どうしたの?」







起き上がり、アキラを後ろから抱きしめた…






「お前…俺と別れるんじゃ…なかったのか?」






今更、そんなことを言う…







「ううん…もういいの…アキラの気持ち聞いて….考え直したの」






アキラは、私の手を離すと…こちらに向き直り本当にいいのか?と聞く





私は、頷き…アキラの胸に、顔を寄せた







もう、引き返せない。






もう、戻らないと決めたんだ