その日は朝まで、ノリの体に触れた。

ノリはすごく優しくて。


また、私の中はノリでいっぱいになる。


何度も、何度も。


好きって言ってくれた。



不安な気持ちが消えていく。





月曜と木曜以外は、バイトしてるって。


今度バイト先、遊びにおいでって。



そう言ってくれた。



友達にも紹介してくれるって。


家にも遊びにおいでって。




家でしか会わなかったのは「結衣を独り占めしたかったから」って。




抱かれながら、いっぱい話してくれた。




「結衣はノリの彼女?」



「ずっとそうだと思ってたけど?」



「そうなんだ・・・・」


「不安だった?」


「うん。すっごく。」



「そっか。ゴメン。」



大きく首を横に振る。



「好きだよ?大好き。俺の結衣。」





好き。




はじめてあった時から、好き同士だったんだね。