・ ・ ・ ・ ・ プシューッ______..... 「間に合ったぁ...」 小声で一息ついて呼吸を整える。 意外にも車内は空いていて、右側の後ろから2番目の2人席に1人で座る。 今日から、ここは私の特等席になればいいなぁ。なんて。 ふと斜め前を見ると同じ制服の男子の後ろ姿が見えた。 マロン色に近いくらいの暗めの茶髪。 体型は細マッチョって感じかな。 ここは、話しかけるべき? それとも、無視? んん〜。 女の子だったら話しかけるけど、男の子 だしなぁ..... やめとこ。