ここまで人間の血を吸ってみたいと思ったのはそいつが初めてだった。


祈織が学級委員長に決まった日、俺はそいつの血を舐め、吸った。


想像以上に甘く極上だった。


俺は祈織のその極上の血と性格が気に入った。




次の日の学校で俺は祈織を生徒会に入れようと決めた。


1年だぶってるとはいえこれでも俺は一応この学校の生徒会長だ。


それなりの権限はある。