吸血鬼たちに甘く囁かれて

一体どれだけ赤くなればいいのかわからない程赤く。


「可愛いな……」


「なにか言った?」


黒崎君が小さな声でなにか言うからその言葉を聞き取れなかった。


「…別に」







「ねーねー。早く泳ごーよ」


声のする方を見ると楓君が私たちを呼んでいた。


今さっきまで楓君たちの周りにいた女の子たちがいない。