席を立った陵が食器を持って私の横に来た。 そのまま左手に食器を持ち、右手を机に置き 私の耳に口を近づけた。 「放課後、帰んじゃねぇぞ」 ボソッと、私にしか聞こえないくらいの大きさで言う。 うっ。耳元では喋らないでほしい……。 なんか、やだ。