あなたを探して…





なんだか、教室に入る気分じゃなくて保健室に行った。

ずっと休んでてせっかくきたのに結局いかないんだ。とか自分でおもっても
足は、保健室へ向かっていた。


『あら、どうしたの。』

保健室の先生に話しかけられた。

『ちょっと寝かせてもらえますか、?』

『それは構わないけど。これから少しうるさくなっちゃうわよ?』


『いいです。構いません。』


『そう?なら使っていいわよ、ベット』

先生に返事もせずに、ベットに飛び込んだ。


祐也が明日からこの学校に…
そんなにすぐこれるもんなのかな?

あ、眠くなってきた…

ウトウトしていると、声が聞こえてきた。

先生と、誰?男の子の声…


私は自然と会話に耳を傾けていた。

『そう、じゃあ明日からくるのね。足はなおったの?』

『はい。サッカーも、もうできます。』
『よかったじゃない。それで…あっちの方は…』

『手術しないのなら、あともって一年。
手術を運良く受けれたら、経過しだいで、普通に過ごせます。』

『運良く??』
『…。手術うけるのに、日本じゃうけれないんです。それに、手術できる医師が限られてる。ほんの数人なんだ。それに手術をうけれても、寿命が少し伸びるだけかもしれない』

『そんな…そんなことって…』

『……俺、治しますよ。絶対。じゃあ、明日からきます。』