「ん、なに?聞こえない。」



「ぁ、ありがとう!」



十分聞こえてるけど、



「もっと大きな声で言って」



ついつい苛めてしまった。



「隼人のばかー!聞こえてるくせに。」




ちぇ、ばれてたのか…笑




このとき俺には


彼女を独り占めしたい、
他のやつに渡したくない



という気持ちが芽生えはじめていた。








<隼人sideおわり>