いたいのが、消えたら。 この痛みを───この後悔を消すことが、なくなることができたら。 いつか、話せるのだろうか。 あの、不器用で、寡黙で、そして何より───ひと思いだった、父の話を。 ずっと、考えてみたけれど、結局、それは思い浮かばなかった。 翔太と一緒にクラスに帰って、お母さんと合流した後、 二人を見送って、その日───学園祭2日目は、終了した。 そして、学園祭3日目───最終日。