「ふぅん。そういうこと言うなら、俺が脱がしてやってもいいよ?」
思わず、皐月くんを振り返った。
皐月くんは意地悪そうに口元をあげて、ゆっくり首を傾ける。
「今から俺に脱がされるのと、自分で着替えるのどっちがいい?」
「ぬ、脱がすってっ!どっちも嫌です」
「へえ、そういうこと言うんだ」
ずん、と皐月くんが私の腕をつかむと一気に、引き寄せる。
な、何?
じっと皐月くんを見上げると、くすり、と私の耳元で笑って───私の服の中に手を入れて、キャミソールごと、少しだけまくり上げた。
「さ、皐月く……っ!!」
「ほら、早くしないと俺が全部脱がせるよ」
その言葉のとおり、皐月くんは迷うことなく、私の服をまくり上げていく───な、ななななななななっ!!
お腹がすうすうしてきて、私はとうとう耐えられなくなって、きゅっと目をつむったまま、
「わ、分かったから……!着替えるから!」
「えー、残念。遠慮しなくても、俺が脱がせてあげるのに」
「とにかく離れてっ」



