やばい、可愛すぎ。



……。


……え?


え、え……え?



私が───わた、私が、私が……。


私が……さ、ささ皐月くんを……す、す。


そう考えた、瞬間。




「っっ!!」




私の顔が今にも沸騰してしまいそうなくらい赤くなったのを感じた。


「……まさか、本当に、」



それを真正面から、水瀬くんに見られて私は思わず両頬を手で隠して、

横にかかっていた私の鞄とペンケースを握りしめて───




───走り去って行ってしまった。