やばい、可愛すぎ。

***

そして、その帰り私と水瀬くんはいつものように、教室に残って学園祭の書類整理をしていた。


「白井さん、ここのとこまとめてくれる?」


「あ、うん」


私はもらったプリントを見比べて、あたらしい紙にまとめていく。

さらさら書いていると、くっつけた机の向こう側で頬杖をついている、水瀬くんがちらりと視界に入った。



「ねえ、白井さん」


「ん?」


「好きだよ」



勢い余って、持っていたシャーペンの芯を折りそうになった。


な、な、な。


ばっと顔を上げると、水瀬くんがクスクス笑いながら、びっくりした?と聞いてくる。


「……そ、そういうことはあんまりしないで」


私がそういうと、水瀬くんはええーと不満そうに口を尖らせる。


まったく、どいつもこいつも。

人が一体どれだけ恥ずかしい思いをしているのか、しらないんだ。