「下もだぼだぼすぎて、引きずってるし」
私が足元を見ると、確かにちょっとばかり地面についてしまっているのが見えた。
わっ、結構ベルトで上げたんだけどな。
やっぱり、身長あわなかったか。しっかり洗濯しないと。
「それ、水瀬に返してきなよ。
俺の貸すから」
「えっ」
私が、声を上げると、不機嫌そうに、
「なんか文句ある」
「どっちかって言うと、皐月くんの方が身長高いから……逆に汚しちゃうよ」
「そんなの自分で洗えるでしょ」
ああ、確かに。
皐月くんの制服なら、家に帰ってちゃんと洗えるし。……あんまり変わらない気もするけれど。
私が小さく頷くと、皐月くんは……ん、少しだけ口を綻ばせて、笑う。
……あれ。
あれ?



