……うう、なんかそわそわする。
あんまりにクラス中の注目が集まるので、私はついに耐え切れなくなって、近くで苦笑いしていた水瀬くんに救いの視線を向けた。
それに気づいた、水瀬くんはしょうがないなぁとでも言いたげに、ため息をついたかと思うと、
「今から、必要な資材の確認に行ってくるから、
そろそろ白井さんの写真撮影終わりにしてくれる?」
水瀬くんが優しげににっこり笑うと、写真撮影に熱中していた女子たちは、
しばらく不満そうにしていたけれど、最終的には見逃してくれた。
私と水瀬くんはそそくさと、教室を後にした。
「ごめん、ありがとう」
「いいよ。まあ、みんなが写真撮りたくなる気持ちは分からないでもないけど」
「……写真撮られるの、苦手なんだけどな」
「まあいいんじゃない?似合ってるし」
水瀬くんに貸してもらった、制服は案の定ぶかぶかで。
薄手のシャツに、薄いベージュ色のカーディガンは腕まくりをしないと、手が出ないし。
したのズボンもかなりベルトであげてる。
慣れてないから、すごい歩きにくいし。



