「み、御影くんち、ちか」 「───御影くんじゃない」 「ぇ?」 どんだけ俺白井困らせてんだろ。 嫌われたくないのに。 もっと笑っていてほしいのに。 口から出てくる言葉は、わがままで意地悪で───小学生でも口にしないようなヤキモチ。 「……御影くんじゃ、ない」 「あ、の」 そして───すっと白井の白く透き通る頬に触れようとして、はっと我に返った。 ……なにしてんだよ、俺は……っ。 「御影くん……?大丈夫?」 「……ごめん、今の忘れて」