「も、もうお風呂あがったんだ」 「……それ」 「え?」 ……あーくそ。 また、イライラする。 「白井、学園祭実行委員するの?」 「ぇ、あ…………うん」 「…………あの、ミナセってやつと?」 「……うん、一応」 白井はしばらく、何かを思い出したように耳を赤くして、唇をかみしめながら───ふと、俺のほうを見て、 悪さをしてしまった子供のような、しゅんとした顔で、言う。 「御影くん、怒ってる……よね?」