だって、他人なんて、結局は裏切るんだから。 甘い感情も、切ない思いも───全部、嘘になるんだから。 「───っっ」 ますます頭の中がぐちゃぐちゃになって、不機嫌顔になっていただろう、そのとき。 「───御影、くんっ!!」 ───ふいに、袖を掴まれた。