「まーちん.....じゃなくて、梨本さんは俺のだから」






「.......」






舞台の上でクールに一言。




ん〜....なんだろこれ。


先ほどのドキドキ変態化を返せって感じ?







「まーちんじゃないもん!!梨本です!!」





「ごめん。梨本さんあまりにもまーちんに似てたからつい....」





「ついじゃねぇよ!!?」






先ほどの甘ったるい空気はどこへやら。



ムカついて暴れる私にそんな私なんてお構いなしにポーカーフェイスをキープしつつ、ぎゅーっと私を抱き締めてくる上原くん。