俺は親父の仕事でこっちに引っ越してきた。
そんなに人見知りが激しい方ではない。
だが、急に転校がきまったせいなのか、機嫌が悪い。
あの日の天気は俺の心を描いているように曇りだった。

先生「今日は転校生がきてるぞー。」

先生がそういうと、教室が一気に騒がしくなった。
どんな人がいるのだろう。仲良くなれるのたろうか。
ドキドキと不安で心臓の鼓動が早まる。

先生「七瀬ー。入ってこーい。」

急に名前を呼ばれて驚いた。
震えた手でドアを開けた。

先生「今日から仲間になる、七瀬空海くんだ。七瀬、自己紹介頼む。」

空海「父親の都合で引っ越ししてきました。七瀬空海です。よろしくおねがいします。」

俺が自己紹介をすると、皆はよろしく。などと声をかけてくれている。

先生「じゃあ、めんどいから適当によろしくー。」

ガラガラガラッ

「どこからきたんだ?」「恋人はいるの?」「前の学校、可愛いこいたか?!」

質問が一気にきた。
俺が答えようとすると、

ドンッ

亮太「俺は亮太!神山亮太だ!よろしくな!(ニカッ」

空海「俺は七瀬空海。こっちこそよろしくな。(ニカッ」

こいつとなら仲良くなれる気がする。

女子(あれ、以外にカッコいいかも。。。)

キーンコーンカーンコーン

色々話していたら1限目がおわってしまった。

亮太「なぁなぁ!空海!今日の放課後あそばね?」

と、亮太は話しかけてきた。というか、部活は?

空海「すまん。まだ引っ越しの片付けが残ってるんだ;」

亮太「そうか。。。なら、俺も手伝ってやるよ!!」

空海「え、部活はどーすんだ?」

亮太「1日ぐらいやすんでも大丈夫だろ!」

アホだ。普通、さっきあった奴のために部活休むか?

空海「いや、いいy」

亮太「じゃあ、一緒に帰ろうな!」



空海「あ、あぁ。」

なんだこの男は。。。アホか?天然か?馬鹿か?