そこには怖そうなおじさん…いやお父さんとほわほわとした雰囲気のお母さんがいた。 怖そうな人とほわほわって真逆だなぁなんて考えながら空いてる椅子に座った。 「美和…わたしが美和のお母さんの葉月紗代子よ。緊張なんてする必要ないわ。」 ゆっくりとお母さんが自己紹介してくれた。 「はい…」 「敬語なんてよそよそしいわよっ普通にしてていいの!」 ちょっと吃驚した。 ほわほわとしたイメージだったけど意外とキリっとしていた。