ハルと優ちゃん、同じ族だからハルは何か知ってるのかも。 「…そうか。ほんとのほんとにスパイとかじゃねぇんだよな?」 葵は眉間に皺を寄せながら慎重にきく。 「ちげえよ!優希は、んなことしねえって!いや、できない!」 優ちゃんが答えると思いきや翔が口を挟んできた。 「はあ?なんで翔が答えんだよ。」 慈雨が怪訝そうに翔を見つめる。 「え?だって俺、ずっと前から優希と友達だし。」 え? ずっと前から友達なんだ…。 なんか意外かも。