「俺さ、俺にとって美和はさ。すっげぇ大事な存在なんだよ。これだけでも言っておきたい」 「ありがとう…」 あたしも伝えたい。 今伝えないと後悔する気がする。 「あたしね、記憶はないけど優ちゃんのことすっごく大事で一番大切な存在だよ。」 「っありがとな。」 優ちゃんの肩はちょっと震えていた。 でもあたしはそれに気づかないふりをした。 「じゃああたしの家ここだから。送ってくれてありがとう。またね」 「おう」 あたしは優ちゃんに手を振って家の中にはいった。