怖い…な この先どうなるんだろう… 「貴人っ!呼んでいたぞ!」 さっきの男の子が帰ってきた。 「葉月さん。体の調子は大丈夫ですか?」 30代の男性の医者がきいてきた。 葉月は…やっぱりあたしの名字なんだ。 「だい…じょうぶで…す」 なにもわからない不安から声が震えた。