リンネ・ゲート ~輪廻を司りし門~


燐「…だっ誰!?」




すると、私を見てきた…




?「秘密だ」
そう言い、微笑んできた。




燐「……!!」
(この笑い方、見たことあ…る)




?「さぁ、そろそろ終わりにしようか」




妖〝クソォ、オイ鍵!!オマエハ、コレカラモ
僕ラニ、襲ワレルヨ覚悟シトクンダネェ♪〟




燐「……っ!!」
(……嘘っ!)




?「……言いたいことは、それだけか?」




妖〝……ック〟




彼が、腕を振りおろした途端
?「『滅 メツ』」




妖〝ウワァァァ〟
そう言い、妖が消えた──