リンネ・ゲート ~輪廻を司りし門~


燐「…ありがとう!!」




(桜宮君と話せて、楽しかったな)




友「いや…別に」



燐「あっもう帰んないと!!
また明日ね」



友「叶木!気をつけろよ!!」




燐「わかった!!気をつけるね!」




友「あぁ!!また明日……」




1人『桜宮 友樹』は、近くのベンチに
腰掛けていた。




その表情は、何処か冷たく
彼の周りには、妖気が漂っていた。




友「あぁ、だから気をつけろ
って言ったのにな………。」




───ザアアアアツ─




すると、周りの木々が激しく
揺れる音がした──