「なんで謝るのよ。違うって。何かあったの?あたしたち、話聞くよ?」
うー
由香里さん、怖いです…
『実はね…』
私は昨日あったことを
正直に話した。
仕返しがくるかもってことも…
ドキッとしたことは内緒にした。
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」」
2人に大きなため息をつかれた。
『でね、どうしたらいいかなぁって思って…』
「おバカ…」
『ん?由香里?なんて言ったの?』
小さくて
聞き取れなかった。
「おバカって言ったの!」
いきなり大きな声をだすから
教室が静かになってしまった。
視線は由香里に。
「あ、あ、ごめんなさいっなんでもないですっ」
顔を真っ赤にしている。
馬鹿はそっちじゃん。