「あ・・・・そんでさ、夕輝はどうして『dusk』なんだ?」

朱鬼が唐突に聞いてきた。

「俺?」

「・・・・普通、研究所とかで監禁されるんじゃないのか?」

朱鬼が不思議そうに見ている。

「・・・・お前、どこでそんな言葉を覚えてくんだよ・・・・」

「・・・・あー。いや、ほら、聞こえてくるし・・・・なんか、寝てると、見えてるし・・・・」

「ふぅん。そんなモンなんだ」

「あぁ・・・・そんなもんだ」