完全に心臓が消えると、龍は気を失った。

「夕輝・・・・運ぶの手伝ってくれる?」

「・・・・あぁ。・・・・海莉」

「なに?」

「・・・・話は聞かせて貰うからな」

「・・・・分かった」

俺らは龍を部屋まで運んだ。

・・・・何故、龍は心臓を食べなければいけないのか。

心臓を食べなければ、龍はどうなるのか。

黒真は2人にどの様なことをしたのか。

・・・・なんにせよ、黒真は許せないな。