どうやら俺は彼女にベタ惚れみたいです。【短】

中に入っていたのは時計だった。


しかもかなり高いやつ。


「これ…」


「霧斗、前雑誌の記事見てこれ欲しいって言ってたでしょ?」


言ったけど…


「だからバイトしたの。放課後だけの短期アルバイト。…メールも電話もあんまり返せなくてごめんね?」

里奈はすまなさそうに俺を上目遣いで見上げた。


俺は力一杯里奈を抱き締めた。


「きゃっ!?//」