どうやら俺は彼女にベタ惚れみたいです。【短】

「里奈ー…なんで…」


里奈だった。


里奈は怒っているような、呆れているような、そんな表情をしながら玄関の前に立っといた。


「霧斗のばかっ何で昨日来なかったのよ!」


「う…」


寝起きの頭に怒鳴られるときつい。


「心配…したんだからっ!」


里奈は眉をしかめて、今にも泣きそうな顔をする。


「霧斗、これ…」


鼻をすんすんとすすりながら、里奈はバックから何かを取り出した。