ここは、帝都桜京(ていとおうきょう)!!私は今、御神木千本桜の木の上にいます!
こう見えても、今、桜小隊の任務中なんだよねw影憑出たっていう報告があったから探してんだけど、全然いないのよ〜あっ、鈴ちゃんと未来ちゃん、錬くんだ!

楓「お〜い!未来ちゃん、鈴ちゃん、錬くん!」

未来「あ、楓姉さん!」

錬「楓姉!」

鈴「・・・」

鈴ちゃんは無口やなぁ…あ、でもさりげなく人形の手を握って手を振ってくれてるwお二人さんはいつも元気だね〜
私は、千本桜から降りて三人の元へ向かった。

楓「影憑見つけた?」

未来「ううん。見つからない」

未来ちゃんは首を横に振った

錬「また嘘じゃないのかな?」

楓「嘘だとしても、ここ最近影憑出んの多いしね〜見回りとするのも悪くないよ?」

錬「確かそうかも〜」

鈴「カゲツキ」

楓未来錬「!?」

突然、鈴ちゃんの文化人形が影憑と言った。咄嗟に錬くんが鈴ちゃんに場所を聞く。

錬「鈴、何処に影憑がいるの!?」

鈴「アッチ」

指を指した方向は、海斗達が見回りに行った方向だった。

楓「もしかしたら、海斗達が戦っているかも」

錬「早く行こう!鈴、未来姉行くよ!」

未来「うん、行こう」

鈴「・・・」

鈴ちゃんの指差した方向へ、私達は走り出した。