Infernos-インフェラノス-



「俺も、両親死んじゃって一人なんだ。

俺んち、親戚に嫌われてたから引き取ってくれる家もなかったし。」

「そっか…。」

「まあ、引き取るって言われてもこっちから願い下げだけどね。

一人の方がのびのび暮らせていいじゃん?」

「そだね。」

だんだんと、私の家が見えてきた。

ふと、違和感に気がつく。

「…あれ?」

「ん?どうしたの、アンリ。」

「おかしい。

私の家あれなんだけど、電気付いてる…。

私確かに消してきたのに…。」

不安が胸をよぎる。