「い、いや、何でもない。悪かったな。」 石のことを他人に知られたくないのか、男の人は去っていった。 「大丈夫? ごめんね、あんな嘘ついちゃって。 でも、困ってるように見えたから…。 俺に何かできないかなって思って。」 「ううん、ありがとう。助かったわ。」 「本当?なら良かった。 俺、トルネって言うんだ。よろしく。 …君は?」 男の子…トルネは明るく自己紹介した。