~ 妹 side ~

お兄ちゃんは

笑顔で泣いている

すごく幸せそうに泣いてる。

「らむ、お前は
俺にキスするのは嫌だったか⁇」

「ううん、嫌じゃなかったよ?」

思いのまま伝える。

お兄ちゃんが好き。

恋かわからない。

けど、他人になってお兄ちゃんが

他の子とキスするの…嫌。

「なあ、らむ。もう
俺の…俺だけのらむだよ…な?」

お兄ちゃんは

笑顔じゃなくて凄い

不安そうな顔をしていた。

「…うん。
だから泣かないで?
私は恋愛として好きかは 分からない
けどね、お兄ちゃんが
他の子と…って考えると
凄い嫌なのっ。」

そう言って笑って見せた。

「ぷはっ笑」

お兄ちゃんが笑った!

「何で笑うのー笑」

「らむ、それやっぱ
らむも俺の事好きなじゃね?笑」

凄い幸せな顔をして言う

お兄ちゃんが

私の前にいる。

「そうかもしれないね!笑」

そう考えると

何故か幸せで。

当たり前の光景が

何故か幸せで。



そしてお兄ちゃんは

私を抱きしめた。