「さ、行こ。」 「いや。」 「なんで?」 いやじゃないよ。 いやじゃないけど・・・ 変な格好のあたしと、恭夜が一緒に歩いてると・・ 恭夜が恥ずかしいでしょ・・・? 「あたし・・今日変だし、行かない。」 また言い方きついよ・・・。 自分でわかってるのになぁ・・・ 「変じゃねぇって。 他の奴が変って思っても、俺の姫は蛍瑠だけっしょ?」 そういって、恭夜は鼻歌を歌いながら あたしの手をひっぱってタクシーを拾った。