忍魂〜夜桜が散る夜に〜




とりあえず挨拶をして、
私達は家に帰った。



私の家だけど…



『うわー大きい家だね。1人で住んでるの?』




『あぁ。両親が死んでから住み替えようかと思ったが思い出が多くてな…不便もないからそのまま住むことにしたんだ。』



『家賃とかは?』



『それは心配ない。藤咲というだけで国から増大な金が寄付される。私達藤咲の忍は元は国の公認で治安を守っていたからな。』



『へぇ…』



『今更寂しくなんかない。時代を超えてお前らに会って、恋して、また再び会うことが出来たんだからな。』




『こころ…』