『じゃあ約束してよ…絶対僕が見つけるまで待ってること。』
『分かったよ。』
そして私達は約束と、最期の口付けを交わした。
唇が離れ、見つめあった。
パチパチパチ…
『『!?』』
『いやー泣けるね。恋人との別れ。』
しまった、こいつがいたんだ…
『でも…その前に俺が恋人を殺してやるよ。』
シュッ
御子柴はクナイを総司目掛けて投げた。
グサッ
ポタ…ポタ…
私は瞬時に総司を庇い、
クナイは横腹に刺さった。
『………っ…総司には手出しさせない。』
『こころっ…』
『やるねぇ…藤咲の娘。』
『……どうやら時間がないようだな。覚悟は出来てるな?』
『もちろん。じゃあこれで最期だよ。』
シュンッ
シュンッ
ガキーンッ…