忍魂〜夜桜が散る夜に〜





そして決意したのかしっかり僕の目を見た。





『沖田さん、落ち着いて聞いてください。実はこころは仕事なんかじゃありません。』




『……どういう事?』



『こころは…今最期の戦いの最中です。これが終わればこころは…散って未来に帰るらしいです。』




『……な、何だって!?それは本当なの?』




『はい。あいつは伊東の暗殺の時の宴会で言っていました。』




『何ですぐに言わなかったの?』



『……本人の意思です。』




『え?』