忍魂〜夜桜が散る夜に〜





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沖田side





“生きろ…総司。……未来で待ってるから。”





そんな声が聞こえて目を覚ます。




『……こころ?』





ガラッ



『あ…沖田さん。起きていたのですか?』




『ゴホッゴホッ…山崎くん…こころはどこ?』




『……こころは仕事です。』



『へぇ…ゴホッ…いつ帰ってくるの?』



『分かりません…』




『ねぇ、さっきから目を合わせないけどどうしたの?』



『……っ…いえ…すいません。』





『……何か僕に隠してない?まさか、近藤さんに何かあったの?』




『いや、局長は元気です。』





『じゃあ、何?』




山崎くんは苦しそうな顔をした。