━━━━━━━━━━━━━━━━━ ドクンッ…ドクンッ… 未来に戻る時が近付いている。 私は記憶にあった場所へ向かった。 ザッ サァー… ついにこの時が来た。 月に照らされながら桜が舞う。 『よぉ、待ってたよ。藤咲さん。』 『………ふっ…』 私は桜の木にもたれていた 御子柴の元へ近づいた。