忍魂〜夜桜が散る夜に〜





そして4月。



ドクンッドクンッ…



運命の日がやってきた。




ある日の夜。



みんなが寝静まった後、
私は黒装束に身を纏っていた。



もちろん横には総司が寝ている。




月明かりに照らされた総司を眺めて…




『……生きろ、総司。そしてごめんな。……未来で待ってるから。』




そして私は月明かりに照らされながら
部屋を出た。